ディパーテッド
最近、また見たくなる映画が多くて困っているが、ディパーテッドを見てきた。香港映画のインファナル・アフェアのリメイク版らしいが、そっちのほうは見ていない。内容としてはギャングに乗り込んだ警察官と、警察に入り込んだギャングの手先の探りあいを中心としたアクション映画でかなり楽しめた。ラストが意外であっけなく感じるかもしれないが、自分はハリウッド映画っぽくなくてよかったと思う。
主役はディカプリオとマット・デイモンだけど、ジャック・ニコルソンの存在感のすごさに二人の存在はかすんでしまった。怪優振りが発揮されていて、それを見るだけでも価値があった。アドリブがどんどん飛んできてディカプリオも対応するのが大変だったそうだ。
ところで、この映画で印象に残ったのはアメリカにおけるアイルランド系の人々の位置づけだった。白人の中では主流のアングロ=サクソン系に比べて差別された存在で、その苦しみがよくわかった。ニコルソン演じるコステロのようにギャングになる人も多かったそうだ。逆に警察官もアイルランド系が多かったらしいが、その辺は劇中の警察官の葬式でアイリッシュ風のバグパイプ演奏されているところに出ていた。そのあたり、差別されてはいたが、アメリカ文化の基層のひとつにもなっていたところが感じられて面白かった。アイリッシュ好きの自分も楽しめた。
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