2005/11/29 火曜日

強風

Filed under: 日記 — 滝太郎 @ 19:56:37

今日の鎌倉は海からの強風が吹いている。家の近辺は山なので、枯葉の季節になると家の周りに葉っぱが舞って、ものすごいことになる。家の前の駐車場が吹き溜まりになっていて、枯葉が積もる。ちょっとした風でもかなりの葉っぱが積もるので、今日はものすごい量になっていた。

もっとも、家は住宅街の真ん中あたりなので、まだましだ。通勤のときに通っている山沿いの道はうずたかく枯葉が積もり、道路が見えなくなっていた。高さおよそ10cmぐらいだろうか?枯葉を足でかき分けながら歩いた。

でも、木の葉が風に揺られてこすれ合ってるザザザザーっという音は好きである。中国北部で暮らしていたときに近くの森に行ってよくきいていた。森の中にたたずんで、この音を聞くと自然と一体化したような気になれる。気がつくとけっこう長い間聞いていたこともしばしばだった。

2005/11/28 月曜日

雪国出身者が感じた粉雪(レミオロメン)のどうでもいいこと

Filed under: 日記 — 滝太郎 @ 14:55:31

いい曲だし、歌詞も悪くない。10代から20代前半おれもそんな曲をよく聞いていたなあと思い起こさせる曲である。30歳を過ぎて40歳近くなった今でも夢見がちなオレにとっては共感できるところはけっこうある。

ただし、どこかの番組でレミオロメンのインタビューを聞いていて、ちょっと違和感があってすごく気になってしまった。粉雪は降ったらすぐに解けてしまうと言っていた。歌詞にも「粉雪 ねえ 永遠を前にあまりに脆く ざらつくアスファルトの上シミになってゆくよ」という一節がある。

雪国出身者の経験からすると、本当の粉雪は冬の特に寒い時期や乾燥している時に降る雪なので簡単には解けない。降り始めの少しぐらいは解けることもあるといえばある。しかし、実際は根雪の上に積もったり、アスファルトの地面の上を舞っていたりすることのほうが多い。またそれはそれで風情のある風景なのではあるが。

東京に降る雪はほとんどが(液体の)水分を含んだボタ雪で、これはすぐにアスファルトに解けてしまう。彼らの出身地は山梨ということなので粉雪が降ることもあると思うし、知識はあったと思う。ただ、山中湖で残雪を見て思いついたということだった。とするとこの曲が書かれたのはそれほど寒くない時期と考えられる。粉雪が降らない時期に書いたから、すぐに解けてしまう粉雪になってしまったのではないかと思う。しかし、ボタ雪では感動的な歌詞にはなりづらいのは事実である…。

ちなみに中国の北部で暮らしていたときに見た粉雪は、全く(液体の)水分を含んでいなかった。夜になると町の光を反射して、宝石箱のように光り輝いていた。

ハリーポッターと炎のゴブレット

Filed under: 映画 — 滝太郎 @ 1:54:11

公開初日に見に行ってきた。ハリーポッターの原作は読んでいないので予備知識なしで見に行ったが、面白かった。3作目はどうも乗り切れなかったが、今回は入っていけた。

物語の趣向が変わっていた。前の3作は少年の成長物語だったが、今回は青年同士の人間ドラマが物語の中心にすえられている。さらに今までハリーは魔法を一つ一つ学んでいってたが、今作はすでに魔法はツールとして当然使えるようになっていた。ホグワーツもすでにわかりきった舞台になっていて、謎めいたところは全然なかった。青春魔法アクション映画ともいうべき映画になっていた。ハリー、ロン、ハーマイオニーが成長し、また観客も世界観に慣れてしまったので、この変化は当然だと思う。

不満だったのは、復活したヴォルデモード。もうちょっと強大な存在なのかと思ったら、ハリーと互角だった。もっと強く、邪悪でないと、それを乗り越えていく側の話も盛り上がらない。復活したばかりだから、まだ本調子でないということなのだろうか?次回作に期待しよう。

次回への伏線とも取れる話もあったりして次も楽しみにしている。しかし、主演のラドクリフ君はかなり成長していたし、ちゃんと一年間隔で作っていかないと、ハリーの成長との違和感が出てきそうなのが不安ではある。

2005/11/26 土曜日

夕鶴

Filed under: 日記 — 滝太郎 @ 2:58:48

与ひょう役の樋口達哉さんという人が知り合いなので見に行ってきた。今まで見た樋口さんのオペラはトスカや椿姫などいつもイタリア語のオペラだった。今回は初めて日本語の舞台を見せていただいた。朗々と流れるイタリア語もいいのだが、日本語のオペラはわかりやすくてよかった。

「夕鶴」の元になった「鶴の恩返し」は日本人だったら誰でも知っている話だろう。確か吉永小百合主演の映画も見たことがある。ストーリーはわかっているので、話をどう見せるかという演出がポイントであった。樋口さんをはじめ出演者は一流で、声もよかった。また、オーケストラも出演者の心の動きを際立たせ、感情移入がよりしやすかった。つうと与ひょうの心の葛藤がよく表現されていた。

純朴だが欲望と好奇心で悲劇を招く与ひょうの心の動きを見事に樋口さんは演じていたと思う。一流のオペラ歌手は一流の俳優でもあるということがよくわかった。

今日驚いたのは美智子皇后が見に来ていたことだ。会場が有楽町の日生劇場ということで、来やすいということもあったのかな。こういう日本のオペラを見に来るというのは彼女のイメージにあっているとは思う。

2005/11/24 木曜日

鎌倉のもみじ谷

Filed under: 日記 — 滝太郎 @ 13:02:47

 秋も深まってきて、鎌倉も紅葉がきれいになってきた。といっても、紅葉の盛りは12月の最初の週末あたりだろう。イチョウはかなり色づいているが、カエデはまだ赤くなりきっていない木が多い。

 うちの近くにもみじ谷というところがあるが、まだほんのり赤という程度で、今週末でも早いと思う。12月の最初の週末が一番の見ごろだと思う。

 休みの日はよくもみじ谷のあたりを歩いているが、そこですれ違う人たちを見ていると心配になってしまうことが多い。もみじ谷は山なので、そこまでいく道は登山道である。傾斜もありそれほど歩きやすい道ではない。雨が降った後はどろどろになり、道はかなりすべる。そういうところにスカートにハイヒールで行って、転んで泥だらけになっている人を何人か見かけた。

 友達や恋人と鎌倉におしゃれをして行くというのはいいが、もみじ谷は別だと思う。登山とまでは行かないが、軽いハイキングに行くぐらいの準備は必要。スニーカーやウォーキングシューズと、歩きやすいズボンがいいと思う。

 雨が降った次の日は特に要注意で、道はかなりすべるのを覚悟しておくこと。転んだときのことを考えると、着替えを持っていったほうがいいかもしれない。あと、午後4時を過ぎたら行かないほうがいいと思う。平地ではまだ明るいけど、山の中は木々が光をさえぎってけっこう暗くなる。1時間ぐらいは平地より日暮れが早いと思っていたほうがいい。もしその時間に行くなら懐中電灯があると安心。ただし、片手に懐中電灯を持つとバランスを崩しやすくなります。

 なんて、偏屈おじさんみたいにいろいろ書いてしまったが、楽しく行ってきてくれればいいと思う。

 ちなみにもみじ谷の上のほうにあるイチョウは今が盛りで臭いがきつい…。

2005/11/23 水曜日

台湾リス

Filed under: 日記 — 滝太郎 @ 2:39:25

 朝、通勤のために歩いていると台湾リスの鳴き声がうるさい。知らない人は鳥の鳴き声だと思うだろうが、鳥よりも数倍けたたましい不快な声がする。台湾という名前からしてもわかるとおり、もともと日本にはいない動物だ。江ノ島の小さな動物園から逃げ出したものらしい。

 見た目はかわいいといえばかわいいが、動物をかわいいかどうかで判断するのはよくない。実際、えさをやろうとしてひっかかれてケガをした人もいる。外見に反して違ってけっこう凶暴なので近寄らないようにしたほうがいい。

 電線をかじったり、作物を荒らしたりするということもあって駆除の動きもある。しかし、以前は観光資源として餌付けしていたということもあったようで、まさに利用するだけ利用して目障りになったらさようならという人間のわがままの象徴のような存在である。

 台湾リスが増えて一番問題なのは、日本に元からいる在来種を駆逐していくことだろう。もともと日本にいる存在じゃないので、生態系のメカニズムの中にうまくはまらない存在なのだ。天敵もいないので爆発的に増えてしまっている。

 鎌倉は古都といわれるが、実際はほとんどの建物が明治以降に建てられたものでそんなには古くない。そういう面からすると、昔からの自然なんていうのもナンセンスな話なのかもしれない。植物でもセイタカアワダチソウがあちこちで見られたりして、こちらも根絶は絶望的な気がする。しかし、やはりバランスというものは必要である。そうなると、駆除が現実的なのだろうか?

 殺すというほど思い切れない自分もあり、どうしたらいいかというのは思いつかない。避妊を施すのがいいと思うが、かなり手間がかかりそうではある。捕まえてどこかへ持っていったりというのも問題を先送りにするだけだし、ペットとして売るには野生化しすぎている。徹底的に捕まえて台湾に強制送還というのはどうだろう?

どっちにしろ、観光で来る人はえさだけはあげないでください。

2005/11/19 土曜日

後ろ向きに歩く人々??

Filed under: 海外 — 滝太郎 @ 18:44:51

 8年ほど前のことになる。そのころ、中国の黒龍江省の寧安という町に住んでいた。黒龍江省の中では比較的南部だったが、日本で同緯度というと北海道の名寄あたりになる。大陸のしかも内陸部なので日本よりはいくぶん寒く、冬になると−10度〜20度ぐらいにはなった。町を普通に歩いていると、鼻毛がパリパリしたり、上下のまつげがくっついて目が一瞬開かなくなることもあった。

 これだけ寒いのだが、おじさんおばさんたちは露天で一日中商売をしている。ただただ凄い。笑ってしまうのは、アイスクリームが露天で冷凍庫なしに台の上に置かれて売られていたこと。あんたらこれだけ寒いのに喰うんかい、アイスクリームを(^_^;。ま、部屋の中暑いからな。おれも半袖でいるし。

 中国では一月後半から春節(旧正月)の休みで、おれも2月末まで休みだった。2月は日本に帰ろうと思っていたが、中国の正月も見たいのでしばらく暇つぶしに旅行をすることにした。

 とりあえず火車(汽車)に4時間ほど揺られ、省都のハルビンへ行った。ハルビンは町全体が凍っていて、氷灯祭という氷の彫刻の祭りが行われていた。夜は彫刻の中に入った電灯がつけられ、きれいといえばきれいだけど、けばけばしさのほうが目立った。

 ハルビンに行ったところで、もっと北に行ってみたいと思った。ここから北というとロシアしかない。ハルビンにもロシア人がたくさんいた。といっても、ロシアのビザは持っていないので、ロシアへは行けない。そこで黒龍江(アムール川)沿いの黒河へ行くことにした。

 火車の切符を購入し、一晩かけて黒河へと行った。駅にいたタクシーのおじちゃんに外国人が泊まれる安めのホテルへ連れて行ってもらった。暖房がしっかりしていたのでそこに泊まることにした。冬にロシア人以外の外国人が来るのは珍しいらしく、いろいろとホテルのフロントの人に話し掛けられた。

「何しに来たんだ。」
「特に目的はない。ただ、寒いところが見てみたかったんだ。」
「あんまりおもしろいところはないぞ。」
「街中を歩いたり、川を見にいったりするよ。」
「もの好きだな。」

 黒河は清朝時代に対ロシアに対峙する拠点として作られたアイグンが元になっている。現在では対岸のロシアのブラゴベシチェンスクという町との間で貿易が盛んに行われている。特に川の凍る冬場は車が通れることもあって、行き来が増えるそうだ。実際、かなりたくさんのロシア人が買い物に来ていた。

 ホテルの部屋でしばらく休んでから、町の中をぶらぶら歩き始めた。寒くて周りがすべて凍りついていること以外は普通の中国の町。とにかく町並みは中国はどこへ行っても画一である。規格ものが多いのだろう、こういうところは経済を開放したとはいえ社会主義の片鱗をうかがわせる。

 黒竜江(アムール川)はバリバリに凍って、平気で歩けた。中央が国境線だそうで、ものものしいのかと思ったら簡単に歩いて行けてしまった。

 すべてが凍りついている川をしばし眺めながら、氷がとけて川岸の柳が風に揺れる夏を想像してみた。川はいろんな想像をかきたてる。たくさんの人が行き来したのだろうと。また夏に来て、カヤックで旅してみたいと思った。

 町を歩いていて、不思議に思ったことがあった。人が後ろ向きに歩いていることだ。何をやっているのだろう??後ろを向いて数十メートル歩き、進行方向を確認し、また後ろ向きに歩く。そういう行動を繰り返している人が全体の3割ぐらいはいた。

 よく観察してみると、そういう人は必ず同じ方向に進んでいるのだ。何でだろう?

 彼らと一緒に通りを歩いたら、答えがわかった。彼らは風に向かって進んでいたのだ。完全防備はしているものの、顔はどうしても出てしまう。風上に向かうと顔が寒い。寒いを通り越して、痛かった。それもそのはず、部屋に帰ってテレビを見たら天気予報でその冬一番の寒さで−40度を越していたそうだ。

 しかし、外の人間から見ると珍妙にしか見えないけれど、ちゃんと意味のあるものなんだなあと感心してしまった。

2005/11/15 火曜日

のぼり雲で

Filed under: 温泉 — 滝太郎 @ 11:00:10

 サウナに入っているとき、前に座っていたおじさんが突然、「ブブブッ」と爆音を!熱で緩んだのか…。

 即脱出して事なきを得た。サウナって熱を保つために機密性を高くしているから、臭いがこもるんだよね。せめて外に出てやってほしかった。結局その後は入りにくくなってしまい、岩風呂で半身浴で過ごした。

 岩風呂には横浜ベイスターズのファームの湘南シーレックスらしき人たちがきていて、今日は何回投げたとか、140キロ台後半は出なくなったとか、野球の話を興味深く聞けた。

 この温泉はゆったりしているからか、けっこうそんな話がよく聞ける。

佐野天然温泉 のぼり雲(横須賀)

Filed under: 温泉 — 滝太郎 @ 1:01:33

 横須賀市の中心から衣笠に向かって行ったところにある日帰り温泉施設。温泉の前にある長屋門は築200年ほどの歴史的建造物なのだそうである。確かに風格がある。

 一年半ほど前にできた施設なので、まだ施設はきれい。気持ちよくお風呂に入れる。カミサンと私のお気に入りの温泉施設で、月に最低一回は行っている。

 風呂は以下の四つがある。
・室内(夏場は仕切りが取り払われて、半露天になる。)
・ひさしの下の露天
・岩風呂
・歩行風呂(立って入るジャグジーつき)
上の三つの風呂はそれぞれ5〜8人が入れるぐらいの大きさで、この手の温泉施設としては小さい。これらの浴槽以外に10人ほどが入れるサウナがある。

 お湯はかすかな薄緑色でほんのちょっとぬるっとしている。天然温泉を沸かして使っていて、一時的にかけ流しになったり止まったりしている。カルキ臭は全くしない。美肌の湯だそうで、実際ここの風呂に入った後の二、三日は肌がすべすべして気持ちがいい。

 歩行風呂のジャグジーは二つあって、それぞれ泡の出方が違う。奥のほうが大きな力でドッドッドッと間歇的に背中を押してきて、マッサージ効果があって気持ちいい。他にはない感覚で、おすすめ。

 レジャーランドのようなスーパー銭湯を期待すると、あてが外れる。休憩所は20畳ほどと小さく、そのほかには和食中心の食堂(そば、海鮮がおいしい)と床屋、マッサージ、アカスリがあるだけである。ややマイナーな雰囲気がして、それほど混んでもいない。大騒ぎしている子供もそれほどいない。(たまにいるけど…)

 ここの風呂の他の日帰り温泉に比べてよいところは、お湯、清潔さ以外に、季節感があることだ。晩秋には楓の葉が、春には桜の花びらがお湯に浮かぶ。なかなか落ち着けるこの温泉はお勧めです。

2005/11/11 金曜日

とんび

Filed under: 日記 — 滝太郎 @ 21:03:01

 鎌倉の海辺で何か食べようとするときは気をつけてほしい。油断しているととんびが襲ってくる。だいたい、後ろから音も立てずに急降下してきて、食べ物を奪っていく。その手口は狡猾で鮮やかである。自分も葉山の海岸で危うくパンを取られそうになった。かなり被害者が多いせいか、七里ガ浜の海岸端のファーストキッチンには「トンビに注意」という看板が掲げられている。とんびに襲われたくないときは、飲み物ぐらいにするといい。

 ウチは山側にあるのでとんびは襲ってこない。彼らは食べ物など関心なさそうに空高く悠然と飛んでいる。そして人間をあざ笑うかのようにピーヒャラララララと鳴いている。

 海岸にいるとんびは実際困ったもので何か対策を考えなければならないと思う。山のとんび、海のとんび、全く違うイメージを与えるが、どちらも人間の傲慢さを戒めているような気がする。

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