2007/1/2 火曜日

Dynamite

Filed under: プロレス・格闘技 — 滝太郎 @ 2:43:29

最近あんまり書いていないが、格闘技&プロレス好きである。

大晦日のDynamiteはひどかった。これを格闘技の祭典だと言ってほしくない。

面白かったのはシュルト対グラハム、所対ホイラー、永田対勝村ぐらいだった。他は素人が混じっていたり、実力差がありすぎたり、イカサマだったりどうしようもないシロモノだった。曙、ボビー、金子なんて客に見せられるもんじゃないでしょ。

特にメインの秋山対桜庭。桜庭が「秋山がすべる」と何度もタイムの要求をしているのを無視、かと思うと桜庭がボコボコに殴られているのに止めようとしない、レフリーが止めるよりゴングが先になった試合を見たのは初めてだった。秋山はすべるローションか油を塗っていたようだがちゃんとチェックしないし。レフリーもジャッジも何もかも形を成していなかった。桜庭が激怒するのは当たり前だろう。

番組自体も古い試合をだらだら流して水増ししているとしか思えない内容。谷川と視聴率優先のTBSは選手のことも格闘技の文化も何も考えていないとしか思えない。こんなんだったら、もうDynamiteは見るのやめようかと思う。

日明兄さん、どうにかしてください!!

2005/11/5 土曜日

ハッスルマニア

Filed under: プロレス・格闘技 — 滝太郎 @ 2:37:03

 話題になっている和泉元彌とレイザーラモンHGのプロレスデビュー戦を見てきた。めちゃくちゃおもしろかった。

 子供のころからのプロレスファンとしては、ハッスルはくだらないことをやっているなという気もしていたが、気になる存在でもあった。カミサンが行ってもいいということだったので、いっしょに行ってきた。元彌やHGの試合も含め、大会自体がエンターテイメントとして思った以上のできたった。元彌の試合は節子ママと相手の鈴木健想の妻浩子とのやり取りから、遅れて元彌がやってきて、試合に勝つまでかなり高度に構想が練られていたことがわかった(空中元彌チョップはしょぼかったが…)。さらにHGの身体能力の高さにも驚かされた。この二人に完全にエースの小川も高田総統も食われてしまった。
 
 しかしこんな試合、80年代のプロレスファンだったらアレルギー反応を起こしていただろう。たぶんブーイングで試合にはならなかっただろうし、暴動さえ起きた可能性がある。実際にビートたけしが「たけしプロレス軍団(TPG)」というのを作って、プロレス会場に乗り込んだときは、連れてきたレスラーがビッグバンベイダーというちゃんとしたレスラーであったにも関わらず、納得しなかったファンが暴動事件を起こしている。
 
 そういう意識を変えたのが大仁田のFMWの出現だろう。彼はそのままただのプロレスをやっていたら、当時プロレス界のトップであった長州や天龍、鶴田にはかなわないことを知っていた。そこで「邪道」という概念を導入した。「邪道」は何でもありということで、マンガやテレビ、映画の世界でしかないだろうと思われていたことを数々仕掛けていった。話題になった電流爆破デスマッチもこの路線である。「邪道」は成功し、その後のプロレス界は何でもありを容認するようになった。この延長線上に芸能人などのジャンル外の有名人のプロレスデビューというのもある。有名どころでは巨人の桑田投手の暴露本を書いた中牧昭二、沢田亜矢子の元夫のゴージャス松野などがいる。
 
 こういう背景があって、プロレスファンは和泉元彌やレイザーラモンHGのプロレスデビューも容認した。そして、彼らの参戦がプロレスに興味のない人たちにもアピールし、世間の大きな関心を集めるようになった。いい方に転がってハッスルマニアの成功につながった。

 レスラーは三つの戦いがあるという。試合の相手との戦い、観客との戦い、そして世間との戦い。最近はK-1、総合格闘技に押されて世間との戦いができなかった。そういう中で、世間を巻き込むことに久々に成功した大会であったと思う。

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